『六龍が飛ぶ』は2015年に制作された、李氏朝鮮時代の創世記を描いた韓国歴史ドラマ。
歴史ドラマといえば、登場人物が実在するのか、歴史上の史実との違いが気になりますよね?
『六龍が飛ぶ』では当時の王も出てくるのですが、その死因も気になりませんか?
そこで今回は、『六龍が飛ぶ』の登場人物は実在するのか、歴史上の史実との違いについて調べてみました!
登場人物の死因についてもお知らせしますので、どうぞ最後までお読み下さい。
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六龍が飛ぶは実在する登場人物?
#六龍が飛ぶ完走
圧巻だった…
腐敗した高麗から李氏朝鮮建国に至るお話。ほぼ前知識なく出演者に釣られて視聴開始。時代劇好きにはたまらない骨太作品で大満足。メインはもちろん脇キャラも濃くて中だるみすることなく殺陣の迫力も凄まじかった✨ pic.twitter.com/PUntPLQfoz— Mimi❄️ (@geunamjahyunbin) April 1, 2021
『六龍が飛ぶ』にはその名の通り、6人の登場人物がメインとなって活躍します。
まずは登場人物を簡単にご紹介。
- イ・バンウォン(ユ・アイン):イ・ソンゲの五男であり、のちの朝鮮王朝三代王・太宗。優れたリーダーシップを持ち、頭脳明晰。
- チョン・ドジョン(キム・ミョンミン):儒学者。腐敗していた高麗に見切りをつけ、将軍イ・ソンゲを擁立して新たな国・朝鮮を建国する計画を進める。
- タンセ/イ・バンジ(ピョン・ヨハン):都で名うての講談師だが、その実は神出鬼没の剣士。のちにチョン・ドジョンの護衛剣士となる。
- プニ(シン・セギョン):イ・バンジの妹。イ・バンウォンと惹かれ合うが、身分の差や兄への罪悪感から想いを胸に封じ込めている。
- ムヒュル(ユン・ギュンサン):超一流の剣士。腕の立つ剣士を倒し、名声を得る旅に出た先でプニに誘われ、バンウォンの口添えで仲間となる。
- イ・ソンゲ(チョン・ホジン):イ・バンウォンの父。弓の達人で、高麗の民を救ってきた百戦百勝の将軍。のちに朝鮮王朝を建国し、初代王・太祖となる。
高麗から朝鮮への王朝交代期となる激動の時代を駆け抜けた6人の英雄の姿が、スピード感溢れるアクションと共に描かれます。
気になるのが史実との違いですが、果たして実在する人物なのでしょうか?
六龍が飛ぶで実在するのは3人!
2022百想で賑わう沼で2015作品今更ですが…#六龍が飛ぶ 50話完走♀️
ブラボーーっ本当に立って声出たから
31話からスイッチ入り寝る間を惜しんで視聴良かった〜良かったよ〜
お気に入りキャラは我らがタンセとバンウォン嫁♀️ pic.twitter.com/AlL1BAh92S— vivi (@hyunbintaepyong) April 11, 2022
『六龍が飛ぶ』で登場する6人のうち、実在するのは3人のみという事がわかりました!
まずは主役のユ・アイン演じるイ・バンウォン。
実際に朝鮮王朝3代王太宗であったイ・バンウォンがモデルとなっています。
イ・バンウォンが師と仰ぐチョン・ドジョンも朝鮮王朝建国の為に活躍した実在の人物です。
そして朝鮮初代王のイ・ソンゲも実在の人物・太祖がモデルとなっています。
その他のプニ、イ・バンジ、ムヒュルについてはフィクションであり、架空の人物という事がわかりました。
ただ、イ・バンジ、ムヒュルは『根の深い木』という別のドラマにも登場します。
これは『根の深い木』と『六龍が飛ぶ』が同じ脚本家であり、いわば『六龍が飛ぶ』が『根の深い木』の前日譚として制作された事に関係しています。
プニを演じたシン・セギョンが、『根の深い木』では別の役で登場する事も話題になりました。
その他、悪役として登場するイ・インギョム、キル・テミ、ホン・インバンの3人もそれぞれ実在の人物をモデルにした事が判明!
この中でもキル・テミは化粧をしてオネエ言葉を話す異色の剣士として登場し、大評判となっていたのですが、この風貌についてはフィクションと言われています。
史実に基づくエピソードはある?
#六龍が飛ぶ
観終わりましたーーー;;✨高評価も納得の面白さ
ホント心揺さぶられる胸アツ史劇✨
期待以上でした〜♡
ストーリーの面白さに加えキャスト陣の演技役にピッタリ嵌ってて大いに魅せてくれた史実に沿った歴史物だけど堅苦しくもなくいいテンポで最後まで楽しめました感動✨ pic.twitter.com/ADvUaBuNic— ちひろ⭐ (@emerald_satsuki) February 26, 2021
フィクションがふんだんに盛り込まれた『六龍が飛ぶ』ですが、史実に基づくエピソードをひとつご紹介。
1話で権力者イ・インギョムの館に忍び込んだ幼いバンウォン達は、宴会に出される子豚をつまみ食いし、その美味しさに驚きます。
ところがその後、豚小屋に女性が多く集められ、子豚に母乳を与えているという衝撃の光景を目にする事に。
子豚の味を良くする為に、貴族は奴隷の女性達を集め、子豚に授乳させていたのです・・。
これについて製作陣は、中国の富裕層で実際に行われていた事をモデルにしたと語っています。
六龍が飛ぶ・史実(歴史上)との違いや死因を調査!
#六龍が飛ぶ 完走しました✨
終わっちゃった…😭
めちゃくちゃ良かった…😭😭😭
壮大な歴史ドラマでした。
50話ずっと目が離せず。展開がすごかった(語彙力)俳優陣みなさん素晴らしかった✨#ユ・アイン のバンウォンがすごかった✨
凄まじい気迫。心の揺れや苦悩や孤独…😢あぁ余韻が…😭 pic.twitter.com/pILYf0XAIH
— ぺこり (@Ktu95Q) April 1, 2022
フィクションも多く盛り込まれていた『六龍が飛ぶ』について、史実との違いが明らかになってきました。
ここからは主役である朝鮮第3代王・イ・バンウォンに関する噂を調査してゆきましょう!
バンウォンは野心家として知られ、朝鮮3代王となってからも、その地位を盤石にする為に様々な人を処刑したと言われています。
その影響は妻である王妃の親戚、ミン氏にまで及び、王妃の兄弟までを処刑したとか。
側室を多く抱えたバンウォンですが、側室の中には『六龍が飛ぶ』で惹かれ合う村人プニのモデルになった人物はいるのでしょうか?
プニは側室として実在?
#六龍が飛ぶ
物語の最後までイバンウォンのことを信じさせてくれたのはプニのおかげ。プニといるときのチャーミングなイバンウォンを知っていたから。完走記念に雪合戦のふたり❄️ pic.twitter.com/95iOm0jvk4— コンミン곤민 (@ayske2) December 26, 2021
調べてみると、バンウォンには12人の側室と29人の子供がいた事がわかりました!
バンウォンは歴代王で最多の側室を抱えた王として知られています。
この側室の多さが王妃の不満を買う要素のひとつにもなるのですが・・。
その多くの側室の中にプニのモデルとなる人物が含まれていたという事実は・・残念ながら確認できませんでした。
ドラマでのバンウォンとプニはお互い惹かれ合いながらも、身分の違いから思いを胸に秘める姿がせつなかったですよね。
側室の多い王と聞くとあまり良いイメージが浮かばないのですが、その陰にプニとのせつないエピソードがあったと想像すると、バンウォンにも親しみが湧いてきませんか?
バンウォン(太宗)の死因を調査!
あー、そうか、 #六龍が飛ぶ の #ユ・アイン と、 #私の国 の #チャン・ヒョク 同じ人物を演じてるのね!イ・バンウォンのちの朝鮮王朝3代王、太宗 。 pic.twitter.com/SP2kvBxOMj
— ♛ (@miko_kandora) August 8, 2021
敵対する勢力を徹底的に排除し、独裁とも言える政治を行ってきたバンウォン。
多くの者の恨みを買ったバンウォンなので、やはり死因も悲惨なものだったのでしょうか?
バンウォンは54歳にてこの世を去りますが、意外にも死因については病死という記載のみでした。
その後、王位はバンウォンの四男、忠寧大君に移り、忠寧大君はやがてハングルを創設した偉大な王・世宗として知られる事に。
今では太宗、世宗の時代は朝鮮王朝で最も安定した政治が行われた時代と言われています。
それは太宗が外部勢力を徹底的に排除し、権力を王族に集中させたおかげかもしれませんね。
ちなみにバンウォンの父であるイ・ソンゲの最期についてもご紹介しておきましょう。
兄弟と骨肉の争いを続けた末に王座についた息子バンウォンとは不仲になり、晩年は政治に関心を持たなくなったそうです。
その後は仏門に入り、死因については記述がないのですが、74歳という年齢からしておそらく老衰にて死去したと推察されます。
まとめ
#六龍が飛ぶ
全50話完走⭐️⭐️⭐️⭐️
感無量😭
新国家を築くため、6人の勇者たちが繰り広げる剣闘戦、頭脳戦、心理戦の本気の勝負に最初から最後までハラハラドキドキ‼️
疲労感さえ覚える見応えある素晴らしい史劇でした⚔👏#ユアイン #シンセギョン #ピョンヨハン #ユンギョンサン #韓ドラ pic.twitter.com/aQ9CLLIXMI— チャボ (@charbor06160622) May 5, 2020
『六龍が飛ぶ』について、実在の登場人物は存在するのか、また歴史上の史実との違いや死因について調べてきましたが、いかがでしたか?
『六龍が飛ぶ』の登場人物6人のうち、3人は実在の人物で、3人は架空の人物である事がわかりました。
ストーリーについては歴史上の史実とは違い、フィクションが多く含まれるのですが、中には史実を参考に作られたエピソードも。
イ・バンウォンは罪のない人を多く処刑しましたが、そのおかげで安定した人生を送り、死因は病死でした。
韓国の歴史ドラマとして、『六龍が飛ぶ』の他、『根の深い木』や『私の国』等、太宗や世宗の時代を描いたドラマは多数存在します。
その中でも『六龍が飛ぶ』は、初めて若き日の太宗=イ・バンウォンに焦点を当てたドラマとして評価されており、異色の存在と言えるでしょう。
この記事が『六龍が飛ぶ』を楽しむ上での参考となれば幸いです。